ユースケースとデプロイの概要

ユースケースとデプロイの概要

どうやって Akka を使用しデプロイするか

Akka は色々な方法で使用できます。

  • ライブラリとして: 通常の JAR のように、クラスパスや web アプリケーションであれば WEB-INF/lib に置いて使用します。

  • sbt-native-packager でパッケージ化します。

  • Lightbend ConductR でパッケージ化しデプロイします。

Native Packager

sbt-native-packager は配布物を生成するためのツールで、Akka アプリケーションを含むあらゆるタイプのアプリケーションで使えます。

project/build.properties` file に sbt のバージョンを定義します。:

sbt.version=0.13.7

project/plugins.sbt ファイルに sbt-native-packager を追加します。

addSbtPlugin("com.typesafe.sbt" % "sbt-native-packager" % "1.0.0-RC1")

パッケージ設定を使用し、必要に応じて build.sbt ファイルに mainClass を明示します。

注釈

JavaServerAppPackaging を使用してください。非推奨の AkkaAppPackaging ( 以前は packageArchetype.akka_application という名前でした) は、JavaServerAppPackaging と同様の柔軟性と品質を持っていないため、使用しないでください。

アプリケーションをパッケージ化するために、 sbt の dist タスクを使用します。

アプリケーションを開始します。(Unix システムの場合)

cd target/universal/
unzip akka-sample-main-scala-2.4.11.zip
chmod u+x akka-sample-main-scala-2.4.11/bin/akka-sample-main-scala
akka-sample-main-scala-2.4.11/bin/akka-sample-main-scala sample.hello.Main

アプリケーションに割り込み、終了するためには、 Ctrl-C を使います。

Windows マシンでは、 bin\akka-sample-main-scala.bat というスクリプを使用できます。

Docker コンテナで

Akka remoting と Akka Cluster の両方を、Docker コンテナで使用できます。ですが Docker を使う上で、ネットワークの設定には特に注意を払う必要があります。Akka behind NAT or in a Docker container に記述してあります。

Akka Cluster と Docker を使ったプロジェクトのセットアップの方法の一例は、 "akka-docker-cluster" activator template を見てください。

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